【ソウル聯合ニュース】韓国で1日、統一地方選が投開票され、5年ぶりの政権交代で与党になった保守系「国民の力」が圧勝した。5月の尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権発足後初めての大型選挙で、少数与党の尹政権の国政運営に追い風になるとみられる。

 即日開票された地方選は2日午前2時半現在、国民の力が広域自治体17か所の首長選のうち、首都圏のソウル市や仁川市のほか、釜山市など12か所で当選を確実としたか当選が有力視される。共に民主党は4か所で当選が確実となっている。前回の2018年の地方選では広域自治体首長選で共に民主党が14か所で勝利する圧勝を収めていた。

 発足したばかりの尹政権を支持する世論とともに、大統領選で敗北したにもかかわらず選挙直前まで内部分裂の様相を呈した共に民主党への批判的な世論が反映された結果といえる。有権者は尹政権への「けん制」より「安定」を選んだとみられる。

 国民の力は共に民主党の伝統的な支持基盤である南西部・全羅道など一部を除くほとんどの地域で勝利し、国会で攻勢を強める見通しだ。一方、共に民主党は刷新と改革を求められ、党内の権力闘争が一層激化するとみられる。