【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は7日、新しい駐日大使に尹徳敏(ユン・ドクミン)元国立外交院長(62)を任命した。

 尹徳敏氏は韓日関係や北朝鮮問題など外交・安全保障が専門の学者で、朴槿恵(パク・クネ)前政権で次官級の国立外交院長に起用された。国立外交院の前身である外交安保研究院で約20年間、教授などを務めた。

 今回の大統領選では尹錫悦氏陣営でシンクタンクの役割を果たした政策諮問団に参加し、外交・安全保障公約の策定に加わった。

 尹大統領の就任前の4月末には「政策協議代表団」の一員として日本を訪問した。外交安保研究院の教授だった2008年にも大統領就任を控えた李明博(イ・ミョンバク)氏の日本特使団として訪日している。

 新しい駐日大使は尹錫悦氏の韓日関係修復の構想を実現するために主要な役割を担うとみられる。韓日関係改善への期待が強まる中、日本にとっての韓国の戦略的な重要性が高まれば、駐日大使の活動範囲が広がる見通しだ。

 韓日関係が悪化した文在寅(ムン・ジェイン)政権で就任した姜昌一(カン・チャンイル)現大使は日本の外相や首相と面会していないなど、現地での活動が限られていた。

 一方、尹大統領は国連大使に外交部で北朝鮮問題を担当する朝鮮半島平和交渉本部長や駐英大使などを務めた黄浚局(ファン・ジュングク)氏を、駐中大使にソウル大外交学科教授の鄭在浩(チョン・ジェホ)氏を、駐ロ大使に韓国海洋大碩座教授の張虎鎭(チャン・ホジン)氏を任命した。