【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権の初代駐日大使に、韓日関係や北朝鮮問題などを研究してきた国際政治学者で元国立外交院長の尹徳敏(ユン・ドクミン)氏が任命された。62歳。ソウル出身。

 尹徳敏氏は韓国外国語大、米ウィスコンシン大大学院卒。日本の慶応大で博士号を取得した。

 国立外交院の前身である外交安保研究院で約20年にわたり教授を務め、外交安保研究院の安保統一研究部長などを経た。朴槿恵(パク・クネ)政権下の2013〜17年に国立外交院トップで次官級の国立外交院長を務め、その後、韓国外国語大碩座教授となった。

 李明博(イ・ミョンバク)政権だった08年に大統領直属の未来企画委員会で未来外交・安保分科の委員として活動したこともある。

 今年の大統領選では尹錫悦氏陣営のシンクタンクにあたる政策諮問団に参加し、外交・安保公約の策定に携わった。新政権への移行準備期間中、尹錫悦氏が4月24〜28日に日本に派遣した「政策協議代表団」にも加わり、韓日関係の立て直しに向けて議論した。

 尹徳敏氏は学者ながら国立外交院長という公職も経験しており、日本に幅広い人脈を持つことでも知られる。「対日外交現場の司令塔」として、現地の関係者と接触し韓日関係を改善させる重要な役割を果たすとみられる。