【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は7日、新政権の初代駐日大使に尹徳敏(ユン・ドクミン)元国立外交院長、駐中大使に鄭在浩(チョン・ジェホ)ソウル大外交学科教授、駐ロ大使に張虎鎭(チャン・ホジン)韓国海洋大碩座教授をそれぞれ任命した。駐米大使にはすでに国会議員だった趙太庸(チョ・テヨン)氏を任命済みで、朝鮮半島を取り巻く4大国(米国・中国・日本・ロシア)駐在の大使が出そろった。いずれも「キャリア外交官」と呼ばれる職業外交官または専門学者を起用し、主要国との外交を始動させる。

 

 趙太庸氏と張虎鎭氏は外交官出身。尹徳敏氏と鄭在浩氏は国際政治学者出身という共通点がある。国連大使に起用された黄浚局(ファン・ジュングク)氏も職業外交官だ。

 文在寅(ムン・ジェイン)前大統領が初代の駐米、駐中、駐日、駐ロ大使にいずれも職業外交官出身ではない側近の政治家らを起用したのとは対照的といえる。

 尹大統領がこれら4大国駐在の大使に職業外交官や学者を充てたのは、北朝鮮の核脅威が増し、米中対立の激化を受けた経済安全保障など外交上の難題が山積する中、幅広い交渉経験や懸案への専門性を生かせる人物が適任と判断したためとみられる。

 大統領室の関係者はこの日、4大国駐在の大使の人事について、記者団に「専門家を抜てきしようと努力した」と述べた。