【ソウル聯合ニュース】韓国の趙賢東(チョ・ヒョンドン)外交部第1次官、米国のシャーマン国務副長官、日本の森健良外務次官による第10回韓米日外務次官協議が8日、ソウルの外交部庁舎で開催された。北朝鮮の核・ミサイル問題への対応などについて議論したとみられる。

 3氏は北朝鮮が核実験を強行する場合の国連安全保障理事会による追加制裁などを議論するとともに、北朝鮮に挑発行為をやめるよう求めるメッセージを発するとみられる。韓日関係の悪化で活性化できなかった3カ国安保協力を巡る議論が進展するかも注目される。

 3カ国の対面での外務次官協議は昨年11月以来となる。当時は日本が韓国警察庁長の独島訪問を問題視して共同記者会見を拒否。3カ国連携に亀裂が入ったことを露呈した。

 今年5月に発足した韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権は韓日関係改善に積極的な態度を示しており、協力拡大に向けた環境が整っているとの見方が出ている。

 森氏は8日、韓国の朴振(パク・ジン)外交部長官と面会したとされる。3カ国の外務次官協議後、趙氏と個別に会談する予定だ。歴史問題など懸案を巡る両国の溝を埋められるか注目される。

 日本の外務次官が訪韓するのは2017年10月以来、約4年7か月ぶりとなる。