【ソウル聯合ニュース】韓国外交部は9日、国連安全保障理事会で中国とロシアが対北朝鮮制裁強化決議案に拒否権を行使したことを受け、8日(現地時間)に国連総会の会合が開かれたことについて「遺憾」を表明しならがも、「北の前例のない頻度の弾道ミサイル発射をはじめとする核・ミサイル開発への糾弾と憂慮、北が追加挑発を自制し対話と外交の道に出ることを促す国際社会の団結した声が総会で改めて確認された」と評価した。

 また、北朝鮮に対し「国際社会の声に耳を傾け挑発を直ちに中断し、対話に復帰することを促す」と強調した。

 米国は北朝鮮に対する原油の年間輸出量の上限を削減するなどの内容を盛り込んだ制裁決議案を国連安保理に提出したが、常任理事国の中国とロシアの拒否権行使により否決された。常任理事国が拒否権を行使する場合、その理由を説明する総会の会合を10日以内に招集することが義務付けられている。

 だが、会合で中国国連大使は「米国はインド太平洋戦略を行動に移し、域内の諸国と軍事同盟を強化している」と非難。米中対立と北朝鮮問題を結びつけ、対北朝鮮制裁決議案への反対を正当化した。

 北朝鮮が7回目の核実験に踏み切っても中国とロシアが新たな対北朝鮮制裁に協力するかどうかは依然不透明だ。