◇尹大統領就任1カ月 執務室移転や韓米会談で成果

 尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の就任から10日で1カ月となる。尹大統領は大統領執務室のソウル・竜山への移転、新型コロナウイルスの防疫措置で打撃を受けた小規模事業者らに対する損失補填(ほてん)に向けた62兆ウォン(約6兆6000億円)の補正予算の執行、韓米首脳会談開催などを超短期間のうちにこなし、国政を比較的安定して運営していると評価されている。一方で、北朝鮮による7回目核実験の可能性も相まって朝鮮半島の安全保障危機が増していることに加え、経済面では物価高と高金利により景気後退とインフレが同時に進むスタグフレーションの懸念が強まっている。少数与党の政権運営で求められる巨大野党との協調、中国や日本など周辺主要国との外交の立て直しといった課題も横たわる。

◇ソン・ヘさん告別式しめやかに 現役最高齢司会者

 8日に95歳で亡くなった現役最高齢司会者、宋海(ソン・ヘ)さんの告別式が10日午前、ソウル大病院の葬儀場でしめやかに営まれた。告別式には遺族や知人、芸能界の後輩など約80人が参列した。宋さんは自らが「第2の故郷」と呼んでいた南東部・大邱の宋海公園にある妻の墓のそばに葬られる。

◇尹大統領がきょう与党執行部と昼食会 就任後初

 尹錫悦大統領は10日、与党「国民の力」の李俊錫(イ・ジュンソク)代表、権性東(クォン・ソンドン)院内代表ら党執行部を大統領室に招いて昼食会を開く。大統領就任後、党執行部と公式会合を行うのは今回が初めて。会合で、尹大統領は今月1日の統一地方選を勝利に導いた幹部らをねぎらうとともに、国政運営状況について議論すると予想される。

◇ガソリン年初比26%上昇 軽油は42%↑

 ロシアのウクライナ侵攻などの影響で、韓国のレギュラーガソリンと軽油の平均店頭価格は1リットル当たり2040ウォン(約216円)を上回り、高止まりを続けている。今年1月1日の時点でレギュラーガソリン価格は1リットル1623.79ウォン、軽油価格は1442.42ウォンだったが、約5カ月でガソリンが420ウォン、軽油は600ウォン以上値上がりし、年初比の上昇率はそれぞれ26.1%、41.6%を記録した。

◇BTSがきょうアルバムリリース 活動9年間の集大成 

 人気グループ、BTS(防弾少年団)が10日午後1時(米東部時間同日午前0時)に9年間の活動の集大成となるニューアルバム「Proof」をリリースする。所属事務所のビッグヒットミュージックによると、フィジカル盤の新譜は昨年7月にシングルCD「Butter」を発売して以来11カ月ぶりで、アルバムでは2020年11月の「BE」以来1年7カ月ぶり。「Proof」は3枚組のアンソロジーアルバムで、BTSの過去を振り返り、現在と未来を語る構成となっている。

◇新規コロナ感染者 9315人

 中央防疫対策本部は、10日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から9315人増えたと発表した。新規感染者数は3日ぶりに再び1万人を下回った。重症者は107人、新たな死者は18人だった。