【ソウル聯合ニュース】韓国統一部は10日、北朝鮮の朝鮮労働党中央委員会第8期第5回総会拡大会議が8日から開催されていることに関し、北朝鮮メディアが続報を伝えていないのは極めて異例だとの見方を示した。

 同部のチャ・ドクチョル副報道官はこの日の定例会見で、北朝鮮が党中央委員会総会の進行状況を報じないのは金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)が党トップに就任してから初めてだとして、関連動向を注視すると述べた。

 北朝鮮は通常、総会を2日以上開催する場合は官営メディアで前日の会議の内容を要約して報じてきた。昨年12月27日から5日間開かれた第4回総会でも、メディアは連日にわたり前日の会議の内容を紹介した。

 しかし、今回の第5回総会は拡大会議として大規模に招集されたにもかかわらず、8日の会議初日の模様を翌日に簡単に公表したのみで、2日目の会議の内容は報じられていない。

 一方、統一部は北朝鮮が近く7回目の核実験に踏み切る可能性があるとの観測を受けて懸念を表明した。

 チャ氏は「北の核関連の活動は国連安全保障理事会決議に明確に違反しており、朝鮮半島と国際社会に深刻な脅威をもたらす行為だ」としながら、「北がこれに関するあらゆる活動を即刻中止することを重ねて促す」と述べた。

 また、韓米情報当局は緊密な協力の下で北朝鮮の核実験準備などに関連する主要施設や地域の動向を綿密に追跡監視しているとして、緊密な韓米協力に基づきあらゆる可能性に対して確固たる対応態勢を維持していると強調した。