【ソウル聯合ニュース】韓国の朴振(パク・ジン)外交部長官が就任後初めて米国を訪問した中、訪米後になると予想されていた訪日の時期は依然流動的であることが13日、分かった。朴氏の初訪日は来月の参議院選挙後に推進される可能性があるとの見方も出ている。

 韓国の外交部当局者は朴氏の訪日について、「双方の都合の良い時期に訪日が行われることを期待している」と述べた。朴氏も12日、米国出発前に仁川国際空港で記者団に「米国訪問を終えて日本と調整し、相互に都合の良い時期に訪問することを期待する」と述べていた。

 外交関係者らの間では朴氏が訪米(12〜15日)後、今月中下旬にも訪日するとの見方が多かった。5月10日の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の就任式に出席するため訪韓した林芳正外相が外交部長官候補だった朴氏との面会で、「可能な限り早期」に日本を訪問するよう要請。両国の当局は朴氏の訪日時期を議論してきた。

 ただ、最近は両国が時間的な余裕を持たせて朴氏の訪日を推進している雰囲気もあるようだ。複数の政府関係者は朴氏の訪日時期について、「まだ決まったことはない」と強調した。

 来月10日ごろになる見通しの参院選など日本国内の政治日程と両国の懸案を巡る議論の状況などが影響を与えたとみられる。日本側にとっては選挙後、国内の政治状況が安定した後が両国の懸案を議論しやすい環境となる。

 両国は局長級協議や外務次官協議を開くなど、外交当局間の意思疎通を加速させているが、議論が十分に熟していないと判断した可能性もある。

 外交部長官の外国訪問は相当な重みを持つ外交イベントだ。韓国外交部長官が多国間会談などではなく、外相会談を目的に日本を訪れたのは2017年12月が最後だ。

 朴氏の訪日が来月以降になる場合、今月29〜30日にスペイン・マドリードで開催される北大西洋条約機構(NATO)首脳会議での韓日首脳の接触にもどのような影響を与えるか注目される。今月中に韓日外相会談が実現すればNATO首脳会議に合わせた韓日首脳会談を事前に調整する形になるとの見方が多かった。