【ソウル聯合ニュース】韓国と米国、日本が8月初旬、米ハワイの海上で北朝鮮の弾道ミサイル探知・追尾訓練「パシフィック・ドラゴン」を実施することが14日、分かった。3カ国の国防相が11日に開いた会談で訓練の実施などに合意していた。

 韓国国防部によると、訓練には3カ国のほか、オーストラリアが参加する。多国間海上演習「環太平洋合同演習(リムパック)」に合わせて行われる。オーストラリアと共に機密情報共有の枠組み「ファイブ・アイズ」に加盟しているカナダも参加する可能性が高いとされる。ファイブ・アイズには米国、英国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドが参加している。

 訓練は8月1〜14日に予定されているが、気象状況などで変更される可能性がある。訓練は実際に発射された標的を探知・追尾し、迎撃する方式で行われる。

 韓米日3カ国の国防相は会談で、高度化している北朝鮮の核・ミサイル脅威に対応し、安全保障協力を強化することで一致。ミサイル警戒訓練や探知・追尾訓練を実施することで合意した。韓国軍関係者は「2016年のパシフィック・ドラゴンは方式と結果を公開したが、18年以降はリムパックへの参加の事実程度のみが公表された」として、「弾道ミサイル探知・追尾訓練が再び公開されると予想される」と述べた。

 3カ国のミサイル警戒訓練も下半期に2回以上実施されるとみられる。3カ国は16年5月に同訓練を初めて実施し、四半期ごとに開催することに合意したが、ここ数年は不定期に行われ、公開もされなかった。昨年は3回開かれ、今年は1回(4月)開催されている。同訓練はコンピューターシミュレーション方式またはミサイルの模擬弾を発射する形で行うが、迎撃はしない。

 北朝鮮はミサイル警戒訓練に反発してきた。16年に初開催された当時、北朝鮮の外務省当局者は「もう一つの厳重な軍事的挑発行為」と非難し、17年12月の訓練後は「3カ国の軍事同盟」をつくろうとしていると主張した。