【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は17日、国連のグテレス事務総長と就任後初めて電話会談を行い、北朝鮮に対し国連安全保障理事会が断固たる対応を取るよう要請した。

 大統領室によると、尹大統領は北朝鮮の核・ミサイル問題について、「朝鮮半島と国際社会の平和と安定を深刻に脅かす行為」とし、「安保理の断固かつ団結した対応が取られない場合、北の核とミサイル開発を容認するという誤ったメッセージになる恐れがある」と述べた。先月の国連安保理で対北朝鮮制裁決議案の採択が中国とロシアの拒否権行使で否決されたことを念頭に置いた発言とみられる。

 尹大統領は北朝鮮での新型コロナウイルス感染状況に懸念を示し、注視しているとも言及した。その上で、「国連事務局でも北のコロナ状況を注視し続け、わが政府と緊密に意思疎通することを望む」と述べた。

 大統領室はグテレス氏の具体的な発言は公開せず、「北の核問題を懸念し、全般的に北の核危機やコロナ状況について共感した」と明らかにした。