【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の趙重勲(チョ・ジュンフン)報道官は20日の定例会見で、北朝鮮の食糧不足量を80万トン程度と推定し、食糧不足の状況をしっかり観察、分析していくと伝えた。

 趙氏は「北の食糧不足は慢性的で構造的な問題、対外(国境)封鎖の継続による穀物や農業資材の外部からの導入量の縮小、干ばつなどの自然災害の克服努力などが重要な変数になる」と見込んだ。そのうえで「関係機関と協力し、北の食糧不足の状況について緊密に観察、分析していく」と説明した。

 米中央情報局(CIA)は先ごろ、北朝鮮の食糧不足量を2〜3か月分の必要量に当たる約86万トンと試算し、「新型コロナウイルスの影響などによる経済的制約で北朝鮮住民の食糧安全保障の脆弱(ぜいじゃく)性が増した」と懸念を示した。

 趙氏は一方、北朝鮮による7回目核実験の準備動向に関し、「韓米の情報当局は緊密な連携の下で北の主な施設・地域の動向を綿密に監視している」と伝え、「あらゆる可能性に対する確固たる備えを維持している」と述べた。