韓国初の国産ロケット打ち上げ 目標高度に到達・衛星分離
打ち上げから2分後に1段目と2段目のエンジンの分離に成功した。
4時3分には衛星を保護するカバーであるフェアリングを分離し、高度200キロを通過した。
ヌリはその後も正常に飛行を続け、4時13分には3段目のエンジンが停止して目標の軌道に到達した。
続いて同14分に性能検証用の衛星、16分にダミー衛星をそれぞれ分離した。
科学技術情報通信部の呉泰錫(オ・テソク)第1次官は「ヌリの飛行が事前に計画された手続きに沿って終了した」とし、「技術陣がヌリの飛行過程のデータを精密に分析しており、データ分析には30分かかる」と説明した。
同部は午後5時10分ごろにヌリの主な飛行、目標軌道への投入可否、今後の地上との交信などの状況を発表する予定だ。