【ソウル聯合ニュース】韓国の統一部は28日、北朝鮮に対し、ダムを放流する際は韓国側に事前通報するよう求める通知文を送ろうとしたが、北朝鮮が受け取りの意思を表明しなかったと明らかにした。

 北朝鮮は同日午前、韓国からの定時連絡に応答しなかったが、午後は定時連絡が行われた。北朝鮮で大雨が降った影響により、技術的な問題があったという。

 統一部は定時連絡が行われなかったことを受け、「梅雨期の南北接境(境界)地域の洪水被害などが憂慮される状況で、接境地域住民の生命と財産の被害を予防するための基本的な措置」として、南北合意に基づき、ダムの放流を実施する場合は事前に通知するよう求める声明を出していた。

 北朝鮮は今月27日に本格的な梅雨に入った。30日にかけて大雨が降る見込みで、過去のようにダムを放流する可能性がある。2020年には梅雨期にダムを放流し、北朝鮮から韓国に流れ込む臨津江の下流の水位が急上昇。地元住民が緊急避難した。