◇来年度の最低賃金 5%増の1010円 

 最低賃金を審議、決定する最低賃金委員会は29日に全体会議を開き、2023年度(1〜12月)の最低賃金を時給9620ウォン(約1010円)に決めた。今年度の9160ウォンから5.0%の引き上げ。月の労働時間を209時間とすると、月額換算で201万580ウォンとなる。最低賃金委は労使双方の委員や有識者などで構成される。労使がそれぞれ提示した要求額は隔たりが埋まらなかったため、公益委員が9620ウォンを提示し、投票による採決を行った。

◇韓米日が首脳会談 対北朝鮮で連携強化を確認

 尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領と米国のバイデン大統領、日本の岸田文雄首相は29日(現地時間)、訪問先のスペイン・マドリードで3カ国による首脳会議を開き、北朝鮮の核・ミサイル脅威に対し3カ国が連携を強化することで一致した。韓米日首脳会談の開催は2017年9月以来4年9カ月ぶり。約25分間行われた会談でバイデン大統領は「韓米日の協力はわれわれの共通目標の達成に非常に重要だ」と述べ、朝鮮半島の完全な非核化や自由で開かれたインド太平洋地域などを目指し3カ国の連携強化を呼びかけた。尹大統領は国際情勢の不安定さが増す中で韓米日協力の重要性が高まっているとし、「きょうの会談を機に、韓米日協力が世界の平和と安定に向けた重要な中心軸に位置づけられることを期待する」と述べた。

◇尹大統領がNATO首脳会議で演説 北朝鮮非核化へ協力要請

 尹大統領は29日(現地時間)、マドリードで開かれた北大西洋条約機構(NATO)首脳会議で演説し、「北を非核化の道に引き出すためには無謀な核・ミサイル開発の意志より国際社会の非核化の意志の方が強いということを明確に示さなければならない」と述べ、NATO加盟国とパートナー国に協力と支持を要請した。大統領室関係者が明らかにした。韓国大統領がNATO首脳会議で演説するのは初めて。

◇チェコ・英国と2国間首脳会談 NATO事務総長とも面談へ

 尹大統領はマドリード訪問4日目の30日午前(現地時間)、チェコと首脳会談を行い、原子力発電での協力策を主に協議する見通しだ。午後は英国との首脳会談に続き、NATOのストルテンベルグ事務総長と面談する。これで首脳外交の日程を終え、帰国の途に就く。

◇電気とガス料金値上げ あすから

 7月から電気料金とガス料金が同時に上がる。産業通商資源部と韓国電力によると、7〜9月期の燃料費調整単価が1kWh(キロワット時)当たり5ウォン(約52銭)引き上げられる。これにより4人世帯の電気料金は平均で月1535ウォン(約161円)増える見通しだ。都市ガス料金も上がり、4人世帯では月平均で2220ウォンの負担増となる。

◇首都圏と北部・中部に豪雨警報 中央安全対策本部が警戒強化

 ソウルと仁川、京畿道の首都圏と江原道、忠清南道への豪雨警報発表に伴い、行政安全部は30日午前0時30分、中央災難(災害)安全対策本部の「非常」体制をこれまでの第1段階から第2段階に強化した。風水害危機警報は「注意」から「警戒」に引き上げた。行政安全部は関係官庁と自治体に対し、非常勤務体制を取って豪雨への備えに集中するよう要請した。