◇6月の消費者物価6.0%上昇 23年7カ月ぶり高水準

 統計庁が5日発表した消費者物価動向によると、6月の消費者物価指数は前年同月比6.0%上昇した。上昇率はアジア通貨危機の影響を受けた1998年11月(6.8%)以来、23年7カ月ぶりの高水準となった。世界的な供給網(サプライチェーン)の混乱と新型コロナウイルスからの日常の回復によりエネルギー・原材料価格のほか外食などサービス価格も上昇を続けるなか、農畜水産物価格の上昇傾向にも拍車がかかり、前月(5.4%)に比べ上昇幅が広がった。

◇6月の外貨準備高が94億ドル減 リーマン後に次ぐ減少幅

 韓国銀行(中央銀行)が発表した6月末の外貨準備高は4382億8000万ドル(約59兆5600億円)で、前月末に比べ94億3000万ドル減少した。減少幅はリーマン・ショックの影響を受けた2008年11月(117億5000万ドル減少)に次ぐ大きさとなった。韓国銀行は「ドル以外の外貨建て資産のドル換算額と金融機関の預金が減少したことに加え、為替相場の変動を緩和するための措置などに起因するもの」と説明した。

◇新規コロナ感染者1.8万人超 前週比1.8倍

 中央防疫対策本部は5日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から1万8147人増えたと発表した。新規感染者数は40日ぶりの高水準で、1週間前の約1.8倍になった。重症者は54人、新たな死者は2人となっている。

◇尹大統領 副首相兼教育相と制服組トップにきょう任命状

 尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は5日、社会副首相兼教育部長官に任命した朴順愛(パク・スネ)氏に任命状を授与する。軍制服組トップの合同参謀本部議長に任命した金承謙(キム・スンギョム)氏には、将官の象徴となる三精剣の綬幟を授与する。両氏はいずれも人事聴聞会を経ずに任務を開始する。尹政権発足後、聴聞会を経ずに閣僚級の任命に至ったのは2例目だ。

◇厳しい暑さ続く 内陸ではにわか雨

 5日は各地に猛暑警報・注意報が発令され、厳しい暑さになる見通しだ。体感温度は33〜35度まで上昇し、熱帯夜となる地域も多くなりそうだ。全国の内陸で予想降水量5〜60ミリのにわか雨が降ると予想される。雨が降る地域では突風を伴う落雷が発生するところがあり、一部地域では1時間に30〜50ミリ以上の大雨が降るところもある。最高気温は28〜34度の予想。