◇韓国外相 ソウルの日本大使館施設で安倍氏弔問

 朴振(パク・ジン)外交部長官は、日本の安倍晋三元首相の死去を受けソウルの日本大使館公報文化院に設けられた記帳所を訪れた。朴氏は記者団に、過去に韓日国会議員間の親善活動の場で安倍氏に会ったことがあるとし、「今回、日本訪問が実現していれば、安倍元首相に会って良い助言をもらおうと思っていた」と語った。韓日両政府は朴氏の6月の訪日を調整したが、見送っていた。朴氏は芳名録に「日本の憲政史上最も長く首相を務め、日本の政治史に大きな足跡を残した安倍晋三元首相を失った遺族と日本国民に深い哀悼と慰労の意を表す」と記したことを伝えた。

◇与党重鎮議員が会議「職務代表体制で党運営を」 代表の懲戒処分受け

 性接待を受けた証拠の隠滅を教唆した疑惑で李俊錫(イ・ジュンソク)党代表に対し党員権(資格)停止6カ月の懲戒処分を決めた保守系与党「国民の力」に所属する重鎮国会議員による会議が国会で開かれた。会議には当選3回以上の重鎮議員が出席し、今後の党指導体制について、同党の権性東(クォン・ソンドン)院内代表による「党代表職務代行体制」で党を運営していくとの意見で一致した。権氏が記者団に対し明らかにした。権氏は「李代表に対する懲戒処分や、党が今後進むべき方向について論議した。党憲・党規を厳格に解釈し、党員権停止を党代表の『事故』と見なし、職務代行体制を取るべきだとの結論が出た」と述べた。

◇北朝鮮政策のロードマップ策定中 韓国外相「非核化インセンティブも」

 朴振(パク・ジン)外交部長官は記者会見で、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が就任演説で表明した対北朝鮮政策の「大胆な計画」を具体化するため、「対北政策を一つのロードマップ(行程表)にまとめる作業を進めている」と明らかにした。「ロードマップの中には北を段階的な非核化に導くためのさまざまなインセンティブが入る」という。

◇開城団地・金剛山での財産侵害に遺憾 韓国当局が北朝鮮に中断求める

 統一部の趙重勲(チョ・ジュンフン)報道官は定例記者会見で、中断されたままの北朝鮮での南北協力事業、開城工業団地と金剛山観光の現場で「韓国側財産に対する侵害が続いている」と指摘し、遺憾の意を示すとともに直ちに中断するよう求めた。趙氏は「政府は北が金剛山と開城工業団地にある韓国側施設を無断で撤去、あるいは使用する動きを注視している」とし、「北のこうした行為は明白な南北合意違反、われわれの財産権に対する違法な侵害で、大変遺憾に思う」と述べた。

◇コロナワクチン4回目接種 対象を50代に拡大か

 韓国で新型コロナウイルス再流行の兆しが出ている中、政府が新型コロナワクチンの4回目の接種対象を50代に拡大する案を検討中であることが分かった。現在、4回目接種の対象は60歳以上の高齢者、免疫が低下している人、療養型病院や療養施設の入所者に限られている。政府が13日に発表する予定の新型コロナ感染症再流行に備えた対応策に4回目の接種対象者拡大策が含まれる予定だ。政府は13日に国家感染症危機対応諮問委員会を開き、関連案件を論議する。同委員会では新型コロナ感染者の隔離義務を維持するかどうかについても検討するが、隔離義務が維持される可能性が高い。

◇親がSNSに投稿した写真 子どもが削除要請可能に

 児童・青少年期に本人または両親、友人などの第三者がSNS(交流サイト)などオンライン上に掲載した個人情報について、当事者が直接削除を要請できるようになる。政府が記者会見を開き、個人情報保護委員会、教育部、保健福祉部、女性家族部が合同で策定した「児童・青少年個人情報保護基本計画」を発表した。個人情報保護委員会の崔永鎮(チェ・ヨンジン)副委員長は会見で「デジタルネイティブの児童たちは誰よりもうまくデジタル機器を扱うが、個人情報侵害の危険性に対する認識が低く、権利行使が不慣れだ。政府は児童・青少年が個人情報の主人として権利を行使できるよう、1年にわたり意見をまとめ計画を策定した」と説明した。