【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の趙重勲(チョ・ジュンフン)報道官は18日の定例記者会見で、文在寅(ムン・ジェイン)前政権時代の2019年11月に北朝鮮住民の男2人を北朝鮮に強制送還した際の映像に関し、「法律の検討を終えた後、国会提出を通じた公開の可否を決定する」と伝えた。法律の検討がいつ終わるのかについては言及を避けた。

 統一部は17日、2人を南北軍事境界線のある板門店で北朝鮮側に引き渡した時の様子を同部職員が撮影した映像が存在することを明らかにしていた。

 この2人は朝鮮半島東の東海上で韓国当局が拿捕(だほ)した北朝鮮の漁船に乗っていた。2人が船内で乗組員16人を殺害したことが分かり、韓国側は北朝鮮に強制送還した。

 統一部は今月12日、2人が引き渡される際に強く抵抗する様子を捉えた写真を公開している。映像には境界線を越えまいと抗う声が入っているとみられ、公開されれば大きな波紋を呼びそうだ。