【ソウル聯合ニュース】韓国統一部は19日、2021年に63人の脱北者が韓国入りしたと明らかにした。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が起きた20年の入国数(229人)を大きく下回った。

 昨年韓国入りした脱北者は男性40人と女性23人。1〜3月が31人、4〜6月が5人、7〜9月が12人、10〜12月が15人だった。

 年別にみると、09年の2914人をピークに減少傾向が続いている。17年が1127人、18年が1137人、19年が1047人と推移した後、20年は229人に急減し、21年はさらに減った。

 統一部の当局者は「新型コロナの感染が拡大する中、中朝国境の統制が続き、第三国でも移動が制限されたことなどが影響を及ぼしたとみられる」と説明した。

 韓国には今年6月末時点で3万3834人の脱北者が居住している。

 一方、現在操業を停止している南北経済協力事業の開城工業団地で、韓国企業が運営していた電子部品や炊飯器、衣料などの工場が稼働する様子が捉えられたとする米政府系放送局のボイス・オブ・アメリカ(VOA)の報道に関し、この統一部当局者は「具体的にどの工場が(無断で)稼働したのか、確認する必要がある」と述べた。