【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は22日、8月15日の光復節(日本による植民地支配からの解放記念日)に合わせた李明博(イ・ミョンバク)元大統領の特別赦免(恩赦)について、記者団に未来志向に進んでいきながらも国民の情緒まで慎重に勘案して決めるとの考えを明らかにした。

 尹大統領は大統領選候補時代から李氏の赦免に言及してきたため、政界では赦免を断行するとの見方が多い。尹大統領が言及した未来志向との表現は与党陣営が求めてきた「国民統合」の延長線上にあるとの見解もある。ただ、一部の世論調査では李氏の赦免に対する否定的な回答も多いため、こうした国民感情も考慮する考えを示したものとみられる。

 李氏は収賄罪などで懲役17年が確定し2020年11月に収監されたが、今年6月末、健康悪化を理由に3か月間の刑執行停止を受けて一時釈放された。