【ソウル聯合ニュース】韓国国会は25日から3日間、尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権発足後初の対政府質疑を行う。政権交代により5年ぶりに野党となった「共に民主党」が韓悳洙(ハン・ドクス)首相らに厳しい質問を浴びせることが予想される一方、与党「国民の力」は前政権時に起こった北朝鮮軍による韓国公務員男性殺害事件、亡命を希望していた北朝鮮の住民2人を強制送還した事件を取り上げて揺さぶりをかけるとみられる。

 「共に民主党」は現政権での国会デビューとなる韓首相にインフレ対策などの国政課題のほか、大統領室の「コネ採用疑惑」をはじめとする新政権の人事問題に厳しく切り込むとみられる。通常、新政権発足後は与党が防戦に立たされるが、「国民の力」は文在寅(ムン・ジェイン)前政権の失政に集中砲火を浴びせることが予想される。

 国会は5月末に4年の任期の前半が終わって以降、両党が常任委員会の構成を巡る交渉で互いに譲らず、2カ月近く空転していた。新旧権力間の攻防は国会へと場を変えて激しさを増すことになりそうだ。

 対政府質疑は初日の25日に政治・外交・統一・安全保障分野が、26日は経済分野が、27日は教育・社会分野がそれぞれ行われる。