【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が26日発表した韓国の4〜6月期の実質国内総生産(GDP、速報値)は前期比0.7%増加した。伸び率は前期を0.1ポイント上回った。新型コロナウイルス対策の行動制限の解除に伴う民間消費の回復が追い風となった。一方で輸出はマイナスに転じた。

 四半期ベースの成長率は、新型コロナのパンデミック(世界的大流行)により20年1〜3月期(1.3%減)と4〜6月期(3.0%減)に連続でマイナスとなったが、7〜9月期(2.3%増)は持ち直した。10〜12月期(1.2%増)、21年1〜3月期(1.7%増)、4〜6月期(0.8%増)、7〜9月期(0.2%増)、10〜12月期(1.3%増)、22年1〜3月期(0.6%増)、4〜6月期(0.7%増)まで8期連続のプラスを維持している。

 韓国銀行は先月、四半期ごとの成長率が0.5%なら今年の成長率予測(2.7%)に達するとの見方を示している。4〜6月期は0.5%を上回る伸びだった。

 4〜6月期を部門別にみると、民間消費は衣服や履物などの半耐久財と飲食・宿泊、娯楽・文化などのサービスを中心に3.0%増加し、GDP全体を押し上げた。設備投資は輸送用機械が振るわず1.0%減少。建設投資は建築を中心に0.6%増えた。

 政府消費(政府支出)は1.1%増加した。

 1〜3月期にけん引役だった輸出は、化学製品や1次金属製品などが伸び悩み3.1%のマイナスとなった。20年4〜6月期以来の低水準。輸入は原油や天然ガスなどを中心に0.8%減少した。

 経済活動別の成長率はサービス業が1.8%、建設業が0.2%で、電気・ガス・水道業はマイナス0.5%、製造業はマイナス1.1%、農林漁業はマイナス6.4%だった。

 実質国内総所得(GDI)は交易条件の悪化が響き、前期比1.0%減少した。