【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が「戦勝節」とする朝鮮戦争休戦協定締結69周年(27日)に合わせ、26日に平壌で「全国老兵大会」が開催された。朝鮮中央通信が27日報じた。

 大会には金徳訓(キム・ドクフン)首相、趙甬元(チョ・ヨンウォン)党組織書記、崔竜海(チェ・リョンヘ)最高人民会議常任委員長ら幹部が出席した。

 北朝鮮が7回目の核実験の準備を終えたとされる中、今回の大会には金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)が出席し、演説で核実験など核兵器に関して発言すると予想されたが、金正恩氏は出席しなかった。

 また、党中央委員会名義の祝賀文にも核兵器の開発や国防力強化に関する具体的な言及はなかった。

 老兵大会は金正日(キム・ジョンイル)総書記時代の1993年に休戦協定40周年を迎えて初めて開催され、金正恩氏の最高指導者就任後は2012年、13年、15年、18年のほか、20年から今年まで3年連続で開催された。このうち金正恩氏が出席し、演説を行ったのは15年、20年、21年の3回だ。

 一方、金正恩氏の公開活動は、今月9日に党組織部の生活指導部門の幹部を対象とした特別講習会の参加者と記念写真を撮影したというニュース以来、北朝鮮メディアでは19日間報じられていない。

 金正恩氏が公開活動を行っていないことについては、核実験の準備などの挑発行為を計画しているなど、さまざまな見方が出ている。