【東京聯合ニュース】韓国の尹徳敏(ユン・ドクミン)駐日大使が2日、日本の林芳正外相と外務省で面会した。在日韓国大使館が伝えた。

 尹氏の先月16日の着任後、両氏が会うのは初めて。着任あいさつのための短時間の面会で、両国間の懸案に対する具体的な議論は行われなかったようだ。

 尹氏は今後、日本の政界・官界関係者らと会い、日本による植民地時代の徴用被害者への賠償問題など両国の懸案を協議するとみられる。徴用問題では、韓国大法院(最高裁)の判決を受け原告が差し押さえた日本企業の韓国内資産の売却(現金化)手続きが進んでいる。韓日関係の改善に意欲を示す尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権は、同問題の解決策を探る官民協議会を7月に立ち上げた。

 韓国の駐日大使は着任後に首相、外相とそれぞれ面会するのが慣例だった。

 だが、文在寅(ムン・ジェイン)前政権下で任命された姜昌一(カン・チャンイル)大使とは、徴用問題などを巡る両国関係の悪化を受け日本側が面会を拒んだ。姜氏は着任から1年半後の今年6月、離任あいさつのため林氏と初めて面会した。