【ソウル聯合ニュース】韓国大統領室は3日、ペロシ米下院議長の台湾訪問について「韓国政府は対話と協力による域内平和と安定が必要だという基調の下、域内の当事国とさまざまな懸案に関して緊密な意思疎通を維持する」との立場を示した。

 大統領室の関係者は同日の記者会見で、米中対立の激化により緊張が高まる中、ペロシ氏が台湾に続き韓国を訪問することをどのように考えるかと問われ、「ペロシ下院議長の東アジア歴訪の日程が予定通り順調に終わることを願う。下院議長の訪韓を歓迎し、(4日の)韓米国会議長協議で多くの成果があることを願う」と答えた。

 ペロシ氏はこの日夜に韓国入りするという。

 大統領室は、ペロシ氏が訪韓時に尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領と会う予定はないと明らかにした。

 関係者は、ペロシ氏の訪韓日程が尹大統領の休暇と重なったため面会の予定はないとして、大統領室の他の関係者との面会もないと説明した。代わりにペロシ氏が国会を訪問し、金振杓(キム・ジンピョ)国会議長と会談するという。

 尹大統領は1日から5日まで、就任後初めての夏季休暇を取っている。

 朴振(パク・ジン)外交部長官も東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)外相会議をはじめとするASEAN関連会議に出席するため、この日カンボジアに向けて出発する。