【ソウル聯合ニュース】韓国の崔相穆(チェ・サンモク)大統領室経済首席秘書官は4日の会見で、経常収支は黒字が予想されるとして、財政・経常収支がいずれも赤字になる可能性はないとの考えを示した。

 7月の貿易収支は46億7000万ドル(約6265億円)の赤字を記録した。4月から4カ月連続の赤字となり、前月比の赤字幅も拡大した。

 崔氏は、貿易赤字の理由は輸出不振ではなくエネルギー価格の上昇のためだとして、輸出が前年同月比52億ドル増加し、7月としては過去最高だったと説明。「貿易収支の悪化はエネルギー依存度が高い国の共通点だ」と述べた。

 また、日本は11カ月連続で貿易赤字となり、ドイツは1991年以来となる貿易赤字を記録したと指摘した。

 崔氏は、経常収支が外貨の需給に直接的な影響を与えるとして「年間300億〜400億ドルの黒字が予想される」との見通しを示した。

 続けて、19年から今年まで4年連続で財政収支が赤字だとしながら「これを持続可能な水準に最大限縮小することが新政権の最大の課題だ」と述べた。

 崔氏は物価対策の効果でガソリンや豚肉の価格に安定の兆しがみられるとしながら、10月前後に物価がピークに達するとの予想は大きく外れることはないと述べた。