【ソウル、米ケープカナベラル聯合ニュース】月を探査する韓国初の月軌道衛星「タヌリ」が5日午前8時8分(米東部時間4日午後7時8分)ごろ、米フロリダ州のケープカナベラル宇宙軍基地から米宇宙企業スペースXのロケット「ファルコン9」で打ち上げられた。40分25秒後、地表からおよそ1656キロ離れた地点でタヌリはファルコン9から切り離された。年末に目標とする軌道への投入に成功すれば、韓国は世界で7番目に月軌道衛星を送り込んだ国となる。韓国初の国産ロケット「ヌリ」の打ち上げ成功(6月21日)に続き、2022年が韓国の「宇宙探査元年」に記録されるとの期待も膨らむ。

 スペースXは打ち上げの模様を動画投稿サイト「ユーチューブ」で生中継した。タヌリは真っすぐ月に向かわず、いったん太陽側へ大きく離れた後、弾道月遷移(BLT)と呼ばれる軌跡で地球側に戻り、月に接近していく。

 12月16日に月周回軌道に乗り、同31日に目標とする月の上空100キロの軌道に入る予定だ。来年、任務遂行に入った時点でタヌリの送り込み成功が確認されることになる。