【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は8日、米国の主導で4カ国・地域(米国、韓国、日本、台湾)の半導体協力強化を目指す、いわゆる「チップ4(Chip4)」への参加の是非に関し、記者団に「関係官庁とよく検討、議論してわれわれの国益をしっかり守っていく」と語った。

 韓国外交部は先ごろ、チップ4の予備会合に出席する意向を米国側に伝えたとされる。会合の結果を踏まえてチップ4への参加の是非を決定する方針だ。今月末か来月初めに開催見通しの予備会合では、チップ4の詳細な議題や参加レベルなどを具体的に詰めることになるとみられる。

 枠組みの名称も議論の対象に挙げられる。

 米国が韓国、日本、台湾に提案したチップ4を巡っては、中国が自国をけん制するための枠組みと見なして敏感に反応しており、中国と経済上の関係が深い韓国は慎重にアプローチしている様子だ。

 政府はチップ4について、排他的な性格を帯びた「同盟」だとする見方を否定し、「半導体供給網(サプライチェーン)協力対話」と位置付ける。今後の予備会合などで、特定の国を排除しない方向で供給網協力を進めるべきだとの意見を提示する見通しだ。