【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は来韓する国連のアントニオ・グテレス事務総長と12日に昼食会を行い、北朝鮮核問題などを話し合う。大統領室の金聖翰(キム・ソンハン)国家安保室長が11日、記者会見で明らかにした。

 現在米ニューヨークでは核拡散防止条約(NPT)の再検討会議が開催されている。グテレス氏は国際社会にNPT体制強化の必要性を訴えており、日本とモンゴルに続き11日から2日間の日程で韓国を訪れる。来韓は2018年の平昌冬季五輪の開会式出席以来、4年ぶり。

 金氏は「尹大統領と国連事務総長は核不拡散体制に直接の脅威となる北核問題に関し重点的に議論する予定だ」と説明。気候変動などさまざまな懸案についても意見を交わすとの見方を示した。また「国連総会を前に、韓国と国連の協力関係を強化し、さまざまな国際問題に対し韓国が積極的な役割を担う意思を示す好機になると期待される」と述べた。

 尹大統領はその後、米上院外交委員会のマーキー東アジア・太平洋小委員長(民主党)と面会する。金氏は「尹大統領は対外政策を説明し、韓米同盟の強化に向けて米議会の支援を求める予定だ」と説明した。米議会が半導体の国産生産を後押しする法案を可決し、バイデン米大統領が署名したことを受け、韓国企業も恩恵を受けられるようマーキー氏に関心を促す見通しだ。