【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は12日、大統領室庁舎に出勤した際、記者団に「外交の原則と基準は国益」と強調した。米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」や米国との半導体協議を巡って中国が連日韓国に向けたメッセージを出していることについて問われ、答えた。

 尹大統領は「不要な他国との摩擦によって誤解が生じないよう、常に相互尊重と共同利益を追求していく」として、「韓米の安全保障同盟、安保同盟を超え経済安保まで網羅する同盟はわれわれが世界を相手に追求する外交の基礎となる」と述べた。

 THHADの韓国配備に反対する中国政府はこのほど、韓国政府がTHAADの「3不1限」を明言したと主張した。3不1限とは、韓国の前政権が掲げた3不(THAADの追加配備をしない、米ミサイル防衛システムに参加しない、韓米日の安保協力は軍事同盟に発展しない)に加え、配備済みTHAADの運用を制限することを意味する。これに対し、韓国大統領室は11日、「THAADは北の核とミサイルから国民の生命と安全を守るための自衛的な防衛手段であり安全保障主権に関する事項」と反論した。