【世宗聯合ニュース】韓国の統計庁が2日発表した消費者物価動向によると、8月の消費者物価指数は前年同月比5.7%上昇した。上昇率は23年8か月ぶりの高水準を記録した前月(6.3%)を下回った。伸び率の鈍化は7か月ぶり。原油価格の下落に伴いガソリンや軽油などの石油類価格の上昇率が縮小したためだ。一方で農産物や外食費などは大幅な値上がりが続いている。

 消費者物価の上昇率は昨年10月に3%を超え、今年2月(3.7%)以降は連続で拡大していた。3月(4.1%)に4%台、5月(5.4%)に5%台に上がり、6月は6.0%、7月は6.3%を記録した。

 8月は3か月ぶりに5%台に下がった。1〜8月としてみると上昇率は5.0%となる。

 8月の上昇率鈍化は、原油価格に左右されやすい工業製品の上げ幅が7.0%と、前月(8.9%)に比べ抑えられたことが大きい。そのうち石油類は19.7%上がった。依然として大幅な上昇率ながら、前月(35.1%)まで5か月連続で30%台だったのに比べると縮小した。

 加工食品は8.4%上昇し、前月の伸び(8.2%)を小幅に上回った。

 電気・ガス・水道の上昇率は前月と同じ15.7%で、2010年1月の統計開始以降、最も大きい。公共料金の値上げが響いている。

 農畜水産物の上昇率は7.0%で、前月(7.1%)を下回った。ただ、農産物は前月(8.5%)を上回る10.4%の上昇率で昨年6月以来の高水準となった。ハクサイやキュウリ、ネギなどの価格が高騰した。

 個人向けサービスは6.1%上がり、1998年4月(6.6%)以来の大幅な上昇率となった。中でも外食の上げ幅は8.8%と、92年10月(8.8%)以来の高水準だった。

 生活実感に近い生活物価指数は6.8%上昇した。前月(7.9%)に比べると上昇率は小さい。変動の大きい農産物と石油類を除いたコア物価の上昇率は4.4%で、前月(4.5%)を下回った。