◇台風11号で浸水被害の韓国・浦項 行方不明者相次ぐ

 台風11号の影響で大雨が降り市内各地が浸水した韓国南東部の慶尚北道浦項市で、行方不明者が相次いでいる。浦項市によると、6日午前に市内のマンションの地下駐車場に車を取りに行った人と連絡が取れないという通報が寄せられ、消防が排水作業を行いながら捜索している。7人が行方不明になっているという。また、別のマンションの地下駐車場でも行方不明者が発生し、消防が排水と捜索を行っている。台風11号により、これまでに浦項市と慶尚北道慶州市でそれぞれ1人の死亡が確認されている。

◇台風による車の浸水被害相次ぐ 損害額約12億円

 台風11号の影響により1000台を超える車が浸水被害を受けたことが分かった。損害保険協会などによると、同日午前10時までに損害保険会社12社に寄せられた台風11号による車の浸水被害は計1418件(推定)で、推定損害額は118億4000万ウォン(約12億円)に上る。被害車両の数はさらに増えるとみられる。

◇「宇宙安保ワーキンググループ」初開催 37カ国が参加

 国防部はソウルで「宇宙安保ワーキンググループ」を初開催した。ワーキンググループは宇宙安全保障を巡る国家間の協力を話し合うため「ソウル安保対話」に合わせて開かれ、37カ国・地域から約150人の国防官僚や民間の宇宙専門家が出席した。国防部のホ・テグン国防政策室長は開会のあいさつで、「国防部は『合同性に基づく国防宇宙力発展』を目標に合同宇宙作戦を実現できる能力を強化している」として、「宇宙安保協力を強化する過程で国際社会の懸け橋の役割を果たす」と述べた。

◇統一部主催の国際フォーラム 参加者301人の個人情報流出

 統一部が8月30日〜9月1日に主催した「朝鮮半島国際平和フォーラム」の参加者のうち、一部の個人情報が流出したことが分かった。同部当局者が記者団に「フォーラム関連行事の運営委託業者のパソコンが8月29日にハッキングされた」と明らかにした。統一部によると、個人情報流出の被害に遭ったのはフォーラム参加者のうち301人で、氏名と所属、役職、電子メール、連絡先の5項目が流出した。この情報流出の背景に北朝鮮の存在を指摘する声も上がっている。

◇韓国銀行 貿易赤字「当分続く見通し」 

 韓国銀行(中央銀行)は、貿易赤字が当分の間続くとの見通しを示した。また、近ごろの貿易赤字は大半が石油などエネルギー関連製品の輸入単価上昇によるものと分析された。韓国銀行調査局国際貿易チームは報告書で、「国際原油価格が高水準を維持する中で世界的な景気低迷の影響が本格化し、輸出の鈍化と輸入の増加により当分の間、貿易赤字の流れが続くだろう」とした。

◇コロナ新規感染者の1割が再感染 実効再生産数は2週連続1下回る

 中央防疫対策本部は、8月第4週(8月21〜27日)の新型コロナウイルス感染者のうち、再感染と推定される事例の割合が9.66%だったと発表した。7月第4週までに発生した延べ感染者のうち、再感染と推定される事例が占める割合は1.62%だった。2回感染した人は36万5257人で、709人は3回感染した。1人の感染者が何人に感染させるかを示し、今後の流行の勢いを計る指標となる実効再生産数は0.82で、2週間連続で1を下回った。

◇今年の秋冬 コロナとインフルの「ツインデミック」懸念

 防疫当局は、今年の秋と冬に新型コロナウイルスと季節性インフルエンザが同時に流行する「ツインデミック」が発生する可能性が高いとみて対策を講じている。中央防疫対策本部の林淑英(イム・スギョン)状況総括団長は定例会見でこのように述べ、インフルエンザの予防接種を含む対応計画を近く発表すると明らかにした。2020年初めの新型コロナ感染拡大後、行動制限の適用で対面活動が急減したことにより、同年と昨年の秋冬には季節性インフルエンザの流行は起こらなかった。