【ソウル聯合ニュース】韓国の与党「国民の力」で国会運営を取り仕切る権性東(クォン・ソンドン)院内代表は8日に記者会見を開き、「党の混乱が深まっており、責任を痛感する」として、辞任を表明した。

 権氏は尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の最側近の一人で、4月に院内代表に選出された。権氏の後任を決める議員総会は今月19日に開かれる。

 権氏は「辞任が遅すぎるという批判も謙虚に受け止める」としながらも、「私は地位にこだわらなかった。国の正常化や尹錫悦政権の成功がいつも私の去就より優先だった」と強調した。

 また、「現在の党の危機は前党代表が性接待疑惑をもみ消そうとしたことが倫理委員会の懲戒を受けて触発された」とし、「前代表の相次ぐ仮処分申請は危機と混乱をさらに拡大させている」と指摘。「もう対立をやめ、国益と国民に仕えるという政治の本質に忠実になるべき」と強調した。

 国民の力は李俊錫(イ・ジュンソク)前代表が7月に党員資格停止6カ月の懲戒処分を受けた後、8月に非常対策委員会体制に移行し、李氏を代表から解任した。これに反発した李氏は非常対策委員会体制移行の効力停止を求める仮処分を申し立てた。地裁は主張の一部を認め、朱豪英(チュ・ホヨン)氏の非常対策委員長としての職務を停止する判断を示した。同党は非常対策委員会体制への移行の要件を盛り込んだ党憲(党綱領)の改正などを進め、今月8日に鄭鎮碩(チョン・ジンソク)氏を委員長とする新しい非常対策委員会を発足させた。