【ソウル聯合ニュース】人気K―POPグループのTWICE(トゥワイス)やStray Kids(ストレイキッズ)などが所属する韓国大手芸能事務所、JYPエンターテインメントの時価総額が韓国総合コンテンツ大手のCJ ENMの時価総額を上回ったことが13日、分かった。

 韓国取引所によると、8日の終値を基準としたJYPエンターテインメントの株価は6万3000ウォン(約6500円)、時価総額は2兆2363億ウォンで、新興企業向け株式市場コスダック上場企業のうち10位。同じ日のCJ ENMの株価は9万1000ウォン、時価総額は1兆9956億ウォンで14位だった。

 JYPは8月23日に初めてCJ ENMの時価総額を上回ってから優位を維持している。

 売上高はCJ ENMがはるかに規模が大きい。今年上半期(1〜6月)の売上高は2兆1497億ウォンで、JYPの売上高(1355億ウォン)の約16倍に上る。

 しかし、収益性ではCJ ENMがJYPに押された。本業のもうけを示す営業利益はCJ ENMが1052億ウォン、JYPが434億ウォンで、営業利益率(売上高に対する営業利益の割合)はそれぞれ5%、32%だった。

 CJ ENMはメディア、音楽、映画、コマースなど幅広い事業を展開する巨大企業で、JYPとも事業分野が一部重なる。JYPは韓国大手芸能事務所の中でもHYBE(ハイブ)、SMエンタテインメント、YGエンターテインメントに比べ本業に集中している。

 ダオル投資証券の研究員は「JYPは競合他社と異なり、アーティストの本業と無関係な事業をあまり展開していないため全ての売り上げはエンターテインメントと直接関連がある」と説明。「2020年以降、安定的に高いバリュエーション(企業価値評価)を維持しており、業績の成長をそのまま株価に反映させることが可能だと判断している」と述べた。

 新韓金融投資の研究員は「JYPは上半期にエンターテインメント関連銘柄の中で最も善戦した」とし、TWICEのニューアルバムリリース、NiziU(ニジュー)の初ドーム公演、Stray Kidsのツアーなどで7〜9月期も好業績が続くとの見通しを示した。