【ソウル聯合ニュース】韓国政府の中央防疫対策本部の林淑英(イム・スギョン)状況総括団長は13日の記者会見で、新型コロナウイルスと季節性インフルエンザが同時に流行する「ツインデミック」が発生する可能性が高いとの見方を示し、対策を講じていると伝えた。インフルエンザは直近の2年間はほぼ流行しなかったが、今年は7月以降に発生が増加傾向にあるとし、冬より前の流行もあり得ると説明した。

 疾病管理庁によると、8月28〜9月3日にインフルエンザ感染が疑われる症状のあった人は外来患者1000人当たり4.7人で、過去5年間の同時期として最も多かった。同時期のこの割合は2018年が4.0人、19年が3.4人、20年が1.7人、21年が1.0人だった。

 インフルエンザが早くから流行の兆しを見せており、診断時に新型コロナとインフルエンザが誤認されて混乱が起きることも懸念されている。林氏は、いずれも呼吸器感染症で発熱、せき、のどの痛みなどさまざまな症状を伴うとし、「医療機関が患者を正確かつ迅速に診断し、速やかに治療につなげることが重要になる」と指摘した。

 一方、新型コロナとインフルエンザのウイルスを同時に検出するPCR検査法の導入計画については、「政府内で検討中」と伝えた。