【ソウル聯合ニュース】韓国の与党「国民の力」は13日、鄭鎮碩(チョン・ジンソク)国会議員を委員長とする非常対策委員会を発足させた。同委員会は非常対策委員6人を含む計9人で構成される。

 国民の力は尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領に近い勢力と李俊錫(イ・ジュンソク)前代表との対立が激化。李氏が性接待を受けた証拠の隠滅を教唆した疑惑で党員資格停止6か月の懲戒処分を受けたことを踏まえて同党は8月に非常対策委員会を設置し、李氏を代表から解任して朱豪英(チュ・ホヨン)氏を非常対策委員長に任命した。だが、李氏は非常対策委員会体制移行の効力停止を求める仮処分を申し立て、地裁は同月26日、朱氏の職務を停止する判断を示した。権性東(クォン・ソンドン)院内代表は今月8日、「党の混乱が深まっており、責任を痛感する」として辞任した。

 新しい非常対策委員会は党の混乱収束や執行部不在状態の解消が急務となる。ただ、李氏は鄭氏の職務停止を求める仮処分も申し立てており、双方の攻防は続くとみられる。