【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の当局者は14日、北京の中国国家博物館で開催中の特別展で韓国史の年表から高句麗と渤海の建国年が削除されていた問題について、外交ルートを通じて中国側に是正を要求したと明らかにした。

 同問題を巡り外交部は前日、「歴史問題はわが民族のアイデンティティーと関連した事案であるだけに、どのような歴史歪曲(わいきょく)の動き対しても明確な事実関係の確認に基づいて断固たる対応を取っている」とし、外交部レベルで必要な措置を取る方針を示していた。

 問題になったのは、韓中国交正常化30周年と中日国交正常化50周年に合わせ、韓中日の国立博物館が共催する古代の青銅器に関する特別展。韓国側が提供した韓国史の年表には高句麗と渤海の建国年が含まれていたが、中国国家博物館での展示ではこの部分が削除されていた。

 韓国の国立中央博物館は「通常展示に使用する資料は提供機関の資料を誠実に反映するのが国際的慣例」とし「今回の中国の態度は信頼関係を損なうものであり、即時修正と謝罪を強く要求した」と発表した。

 外交当局は、国立中央博物館側の抗議内容を、外交ルートを通じて正確に中国側に伝えることに力を入れていると説明した。

 中国側は高句麗と渤海は中国の地方政権と主張している。