【ソウル聯合ニュース】韓国軍制服組トップの金承謙(キム・スンギョム)合同参謀本部議長は19日の国会国防委員会で、北朝鮮が先ごろ核の先制使用を可能とする法令を採択したことを巡り、「北が核の使用を試みれば韓米同盟と韓国軍の圧倒的な対応に直面することになる。『北の政権がもはや存続できるシナリオはない』ということを確実に分からせる」と述べた。

 金氏は「朝鮮半島と域内の安全保障秩序を深刻に脅かしている北の核・ミサイル脅威に対応するための能力と態勢の強化に集中する」と表明した。また「安保環境を踏まえた(韓米の)合同作戦計画を発展させ、野外実機動訓練を拡大するなどして実戦的な合同演習を強化し、一段と強固な連合防衛体制を確立する」と強調した。「常に戦闘の準備を行い、必ず勝利によって任務を完遂する」とも述べた。

 北朝鮮は今月8日に開いた最高人民会議(国会に相当)で、核兵器の指揮統制や使用原則、使用条件、維持管理などを定めた法令を採択した。核兵器の使用条件は「核兵器またはその他の大量殺りく兵器(大量破壊兵器)の攻撃が敢行されたか差し迫ったと判断される場合」「国家の存立と人民の生命安全に破局的な危機をもたらす事態が発生し、核兵器で対応するしかない不可避な状況が生じる場合」などと包括的に規定した。