◇尹大統領が米NY到着 国連総会で演説へ

 尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は20日午前(日本時間)、国連総会に出席するため米ニューヨークに到着した。尹大統領は英ロンドンで女王エリザベス2世の国葬に参列後、3泊4日の日程でニューヨークを訪問した。20日午後(現地時間)、国連総会で一般討論演説に臨む。演説は10番目で、日本時間では21日午前1時30分から2時の間になる見通しだ。

◇尹大統領が国連演説へ「自由・価値を共有する国が連帯を」

 尹錫悦大統領が21日(日本時間)に行う国連総会の演説について、金聖翰(キム・ソンハン)国家安保室長はニューヨークのプレスセンターで行った記者会見で「尹大統領のメッセージは自由と価値を共有する国が国連を中心に連帯しよう(ということ)」と述べた。また、「経済・技術的に余裕がある国がそうでない国を積極的に助けることで『ウィンウィン』を創出できる」とのメッセージが盛り込まれると説明した。金氏は今回の国連総会の目的が、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)、気候変動、食糧安全保障、エネルギー、戦争など複合的な危機に対して斬新な解決策を見いだすことにあると強調した。

◇原発技術開発は「真のエコ」 政府が経済活動の基準改正へ

 環境部は、原発を含むグリーンタクソノミー(どのような経済活動が環境に優しいかを規定した国の基準)の改正案を公開した。小型モジュール炉(SMR)や事故耐性燃料(ATF)などの原発技術の開発は「真のエコ経済活動」と規定し、原発建設や運営は「真のエコではないが、炭素中立(カーボンニュートラル)に向けた過渡期的な経済活動」に分類した。ただ、原発は「安全性」「廃棄物」という解決が難しい問題を抱えており、グリーンタクソノミーに含まれるかを巡って論争が続きそうだ。

◇入国後1日以内のPCR検査義務解除も 防疫当局が検討 

 政府の中央防疫対策本部は、新型コロナウイルスの感染再拡大が落ち着く方向に進んでいるとして、韓国入国者に義務付けている入国後1日以内のPCR検査を含め、防疫政策の追加解除や緩和を検討していることを明らかにした。同本部の林淑英(イム・スギョン)状況総括団長は同日の記者会見で「いくつかの防疫政策に対し、海外の動向や専門家の意見などを総合的に考慮しながら追加の部分(調整)を準備している」と述べ、入国後1日以内のPCR検査に言及した。この検査義務も廃止されれば、入国者への制限は全て撤廃されることになる。