【ソウル聯合ニュース】文在寅(ムン・ジェイン)前政権時代の2019年に韓国で拿捕(だほ)された北朝鮮漁船に乗っていた船員2人が北朝鮮に強制送還された事件を捜査しているソウル中央地検は20日、金錬鉄(キム・ヨンチョル)元統一部長官を出頭させ取り調べた。

 金氏は、同僚の船員16人を殺害したとされる2人について、調査を早期に終了させ、亡命の意思を示したにも関わらす北朝鮮に強制送還したとの疑いで、社団法人・北朝鮮人権情報センターから今年7月に告発された。

 同氏は当時、国会外交統一委員会で、2人が亡命の意思を示したものの「真剣さが認められない」との趣旨の答弁を行っていた。

 同事件を巡っては当時、青瓦台(大統領府)国家安保室長を務めていた鄭義溶(チョン・ウィヨン)氏、情報機関・国家情報院の院長だった徐薫(ソ・フン)氏に対する取り調べも近く行われるとの観測が出ている。