【ソウル聯合ニュース】国連総会に出席するため訪米した韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は20日(米東部時間)、ニューヨークで国連のグテレス事務総長と会談した。

 金恩慧(キム・ウンヘ)広報首席秘書官によると、尹大統領は会談で「北の完全かつ検証可能で不可逆的な非核化と朝鮮半島の持続可能な平和に向けた努力への支持に感謝する」として、「北がより良い道を選ぶなら韓国政府はもちろん、国際金融機関や北東アジアまで北に対する大規模な投資とインフラ構築のための金融支援を惜しまない」と強調した。

 また「北がこれまで閉じていた扉を開けるようあらゆる努力を講じたい」とし、「北東アジアと世界の平和に寄与できるよう最善を尽くす」との考えを示した。ただ、北朝鮮が核実験を再開するか新たな核挑発を敢行する場合は、「国際社会が断固として対応できるよう支援してほしい」と求めた。

 グテレス事務総長は「国連を信じてもいい」として、「自由と平和を脅かす挑発に対しては安全保障理事会が明確に対応する」と応じた。そのうえで、尹大統領が国連総会で行った一般討論演説に言及し、「感銘深く聞いた」として、「全面的に共感しており、支援を約束する」と述べた。また、「尹大統領の国政哲学を聞くと今すぐ国連事務総長をしても遜色ない」と冗談交じりに語った。

 尹大統領は「韓国と国連は切っても切り離せない関係」とし、「国連で世界の自由を守るすべての活動に積極的に協力し、責任を果たす」との姿勢を示した。

 これに対し、グテレス事務総長は「韓国は国連加盟国の中で最も模範的で素晴らしいパートナー」とし、「国連が常に正しい選択をしたわけではないが、約70年前、(朝鮮戦争で)韓国を守ったことは実に正しい選択だった」と評価した。

 一方、尹大統領は世界銀行のキム前総裁と昼食会を行った。金秘書官は「北が非核化とともに開放を図る場合、国際金融機関などの全面的な助力が行われるという認識で一致した」と明らかにした。