【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の任洙ソク(イム・スソク)報道官は22日の定例会見で、国連総会に合わせて米ニューヨークで行われた韓日首脳会談の成果について、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の就任後初めて韓日首脳が顔を合わせたとしながら、会ったこと自体が重要で両国関係改善の転機になると評価した。 

 一方、同部の当局者はこの日、徴用被害者への賠償問題の解決策などについて進展がなかったとする記者団の指摘に対し、尹大統領の就任後初めての首脳会談だったことを強調しながら「1杯目の酒で腹を満たすことはできない」と述べた。

 首脳会談は特定の懸案に対する具体的な解決策を模索する場ではないため、懸案について意見交換し、解決に向けた首脳間の意志を確認することに焦点を合わせなければならないとの趣旨だ。

 この当局者は、首脳会談に先立ち4回にわたり韓日外相会談が行われ、局長級や次官級の会合や協議も続けられてきたと強調。今後も懸案について国内の幅広い意見を聞き、合理的な解決策を講じるための努力を続けると説明した。

 尹大統領が岸田文雄首相のもとを訪れて会談したことなどから、政府の対日外交を「低姿勢」だとする批判的な主張に対しては「全く同意しない」として、会談の開催前に韓日間で緊密な協議を行ったと強調した。

 今回の会談を韓国政府は「略式会談」、日本政府は「懇談」としたことについては「形式よりも首脳同士が会ったこと自体が重要だ」として、未来指向の関係発展のために協力し、両首脳の意志を確認したことが非常に重要だと評価した。