【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の趙重勲(チョ・ジュンフン)報道官は26日の定例会見で、中国と国境を接する北朝鮮・新義州と中国遼寧省の丹東の間を走る貨物列車が運行を再開したとする聯合ニュースの報道に対し、中朝両国は公式に発表していないとしながら「さまざまな状況から、きょう北と中国の間で貨物列車の運行が再開されたものとみている」と明らかにした。

 趙氏は今後も列車の運行が続くか、どのような物資が運搬されるかなどはもう少し見極める必要があると述べた。

 運行が再開されたと判断した根拠については、8月10日に北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)が新型コロナウイルスの感染拡大に伴う非常防疫体制を通常の防疫体制に転換すると宣言して以降、貨物列車の運行再開の可能性が提起されていたと説明。今回運行されたのは中朝間の協議が終わったためだとの見方を示した。

 聯合ニュースは26日朝、貨物列車が丹東を出発し、北朝鮮と中国を結ぶ鉄橋「中朝友誼(ゆうぎ)橋」を渡って新義州に向かう姿を捉えた。

 中朝の貨物列車の運行は、丹東で新型コロナウイルスの感染が拡大したことを受けて4月29日に中断して以来150日ぶりとなる。