【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の当局者は27日、韓悳洙(ハン・ドクス)首相と岸田文雄首相が28日に面談することについて、「政府が(努力を)傾けてきた韓日関係改善という大きな流れに関連している」との見方を示した。

 この当局者は、尹錫悦(ユン・ソクヨル)新政権で短期間に4回行われた韓日外相会談、国連総会に合わせて2年9カ月ぶりに行われた韓日首脳会談に続いて韓氏が岸田氏と面談することについて、韓国の全ての高官と日本側の会談が開催されるとしたうえで、「それ自体が関係改善を必要とし、希望する両国政府の共通認識があることを示している」と評価した。

 この日執り行われた安倍晋三元首相の国葬に参列するため東京を訪問した韓氏は、28日午前に岸田氏と面談する予定だ。

 これに先立ち、岸田氏は21日(米東部時間)に米ニューヨークで尹大統領と略式会談を行い、日本による植民地時代の徴用被害者への賠償問題などの懸案を議論した。

 だが、日本側からはその後会談の評価を下げるような反応もあった。朝日新聞は、日本側の出席者が「(徴用問題で)何も成果がない中で会いたいというから、こちらは会わなくてもいいのに会った」と話したと報じた。

 これについて、外交部の当局者は「(首脳)会談自体について原則的な合意がなされたが、時期や場所などいくつかの調整事項があった。韓日間の全般的な関係改善は、われわれだけでなく日本との共同努力があるから可能だ」と強調した。

 また、徴用被害者への賠償問題の解決に向けた韓国政府の案はまだ用意されていないとし、より幅広い形で意見を取りまとめたうえで、皆が受け入れられる合理的な方策を用意することになるとの考えを示した。