【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の弾道ミサイル発射を受け、韓国大統領室は28日に金聖翰(キム・ソンハン)国家安保室長主宰の国家安全保障会議(NSC)常任委員会を緊急開催し、対応策などを議論した。

 大統領室によると、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は執務室で北朝鮮のミサイル発射に関する報告を受けた。

 NSCの出席者は北朝鮮が25日に続いて国連安全保障理事会決議に反する弾道ミサイルを発射したことを強く非難。韓米首脳間で合意した拡大抑止力と韓米防衛連合体制の強化を図ることを確認した。

 韓国の軍当局によると、北朝鮮はこの日午後6時10分ごろと同20分ごろ、平壌・順安付近から朝鮮半島東の東海上に短距離弾道ミサイル1発ずつを発射した。

 北朝鮮は25日にも地対地短距離弾道ミサイル(SRBM)1発を西部の平安北道・泰川付近から東海上に発射しており、3日ぶりのミサイル発射となった。

 韓国と米国は26日から朝鮮半島東の東海で米原子力空母「ロナルド・レーガン」などが参加する海上合同演習を実施しているほか、29日にはハリス米副大統領が訪韓する。このため北朝鮮は武力を誇示したとみられる。