◇尹大統領「韓米同盟は経済同盟に拡大」 ハリス氏「安保の核心軸」

 尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が訪韓した米国のハリス副大統領と会談した。米副大統領の訪韓は平昌冬季五輪が開かれた2018年2月以来となる。尹大統領は会談で、「韓米同盟は朝鮮半島を超え、グローバル同盟に発展しており、軍事同盟から経済技術同盟に拡大している」と評価。「国民の自由、安全、繁栄を守る心強い支えとして引き続き韓米同盟を発展させていきたい」と述べた。ハリス氏は「この70年間、韓米同盟は朝鮮半島とインド太平洋、そして世界で安全保障と繁栄の核心軸となってきた」として、「訪韓の目的は両国の力を強化し、共同の努力を強固にするため」と応じた。

◇尹大統領 「低俗発言」に謝罪の意向なし

 尹錫悦大統領が、国連総会に出席するため訪問した米ニューヨークで下品な言い回しの発言をしたと報じられた問題を巡り、国民への謝罪や遺憾の表明を検討していないことが分かった。今回の論争の本質は最初に問題を報じたMBCテレビが恣意的な字幕をつけたことにあるとして、論争を大きくしようとする野党の態度に一線を画したものとみられる。大統領室の高官は聯合ニュースの取材に対し、「MBCが意図をもって完全に字幕を捏造(ねつぞう)した事件だ」とし、「尹大統領が何を謝罪することがあるのか」と反論した。

◇韓米日 30日に対潜水艦訓練

 韓米海軍と日本の海上自衛隊が30日、朝鮮半島東の東海上で合同対潜水艦訓練を実施する。韓国海軍が29日発表した。今回の訓練は相次ぐ弾道ミサイルの発射など北朝鮮の核・ミサイルの脅威が続く中、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)能力を高度化させる北朝鮮潜水艦への対応能力を強化するために行われる。

◇入国後PCR検査の廃止検討を マスク着用の見直しも必要

 与党の「国民の力」は、政府との協議会で「インフルエンザと新型コロナウイルスが同時に流行する可能性などを総合的かつ綿密に判断し、国民の不便と制約を最小化できる防疫対策を講じる」と表明した。海外からの入国者に対する新型コロナのPCR検査の廃止検討を求めたほか、マスク着用の見直しに言及した。政府側から出席した保健福祉部の李基日(イ・ギイル)第2次官は、夏以降の流行が落ち着き、日常生活の回復が近づきつつあるとの認識を示した上で「政府は今後、ウイルスの特性と流行の程度、防疫・医療の対応力を勘案し、柔軟に対策を模索する」と答えた。

◇電話詐欺防止へ政府が対策 回線数制限・入金限度額引き下げなど

 政府は「ボイスフィッシング対応汎政府タスクフォース」(TF)の会議で、電話を使って公共機関や金融機関などを装い金銭をだまし取るボイスフィッシングの防止対策を発表した。来月からは全ての通信会社で個人が契約できる回線の数を月3回線までに制限する。またキャッシュカードや通帳がなくても口座番号のみで入金できる金額の限度を100万ウォン(約10万円)から50万ウォンに引き下げる方針だ。

◇高齢者人口が初めて900万人突破 過半数が「働きたい」

 統計庁が発表した統計によると、65歳以上の高齢者の人口は今年901万8000人で、初めて900万人を突破した。人口の17.5%が高齢者だった。統計庁は3年後の25年には高齢者の割合が20.6%を占め、超高齢化社会に突入すると予想している。また、65〜79歳の高齢者のうち54.7%が仕事に就く意思があると答えた。就職を希望する理由は、生活費の足しにするという回答が53.3%で最も多かった。