【ソウル聯合ニュース】韓国の国防部は1日、「国軍の日」を迎え、陸・海・空軍の本部がある中部の忠清南道・鶏竜台で記念式典を開催した。

 国軍の日の記念式典が鶏竜台で開かれるのは6年ぶりとなる。この間はソウル市内の戦争記念館などで行われた。

 尹大統領は式典で、「北が核兵器の使用を試みるなら、韓米同盟とわが軍の圧倒的かつ決然とした対応に直面することになる」と警告した。

 北朝鮮はこの日早朝、短距離弾道ミサイル(SRBM)を2発発射しており、尹大統領の発言はこうした北朝鮮の脅威に対し、強力に対応するとの意思を表明したものと受け止められる。 

 式典には高度化している北朝鮮の核とミサイル脅威への対応能力を誇示するため「3軸体系」の戦力が動員された。3軸体系は北朝鮮のミサイル発射の兆候を探知して先制攻撃するキルチェーン、発射されたミサイルを迎撃する韓国型ミサイル防衛体系(KAMD)、北朝鮮から攻撃された場合に指導部などに報復攻撃を行う大量反撃報復(KMPR)の戦力を備える戦力増強計画だ。

 230ミリ級多連装ロケットシステム「天舞」や地対地弾道ミサイル「ATACMS」、ミサイル「玄武2」と「玄武3」などキル・チェーンの攻撃用兵器、偵察用無人航空機(UAV)、地対空誘導弾パトリオット(PAC2、3)や「天弓」など迎撃兵器、戦車K2、自走砲K9などが登場した。

 また、空軍のアクロバット飛行チーム「ブラックイーグルス」が祝賀飛行を、航空管制機E737や在韓米軍のA10攻撃機などが編隊飛行をそれぞれ行った。米軍のF16戦闘機編隊は戦闘機動を披露した。

 韓国国軍は1948年に創設され、56年から10月1日を国軍の日に指定し、毎年記念している。