【ソウル聯合ニュース】韓国と北朝鮮が毎日行っている共同連絡事務所間の定時連絡について、北朝鮮が中距離弾道ミサイル(IRBM)を発射した4日、北朝鮮側が午前の業務開始の通話に応じなかったものの、午後の業務終了の通話には応じたことが分かった。韓国統一部が明らかにした。

 統一部当局者はこの日午前、定時連絡が行われなかったとし、通信回線の不具合など、技術的問題によるものかを確認していると説明した。

 午後の定時連絡が正常に行われたことから、北朝鮮側の回線に問題が生じていた可能性が高いとみられる。

 一部では北朝鮮側がIRBMを発射したことに関連し、定時連絡を拒否したとの見方が出ていた。

 6月にも定時連絡が一時途絶えたが、大雨の影響による回線障害など技術的問題によるものと推定された。

 統一部当局者によると、南北間の黄海の軍通信線ではこの日、通常通り午前の定時連絡が行われたという。

 北朝鮮は2020年6月、脱北者団体による北朝鮮体制批判のビラ散布に反発し、軍事境界線がある板門店の通信チャンネルをはじめとする南北間のあらゆる通信連絡線を一方的に遮断。南北は21年7月にこれを復旧させたものの、同年8月には韓米合同軍事演習に反発した北朝鮮が応答を拒んだ。その約2カ月後の同年10月に定時連絡を再開し、現在も続いている。