北朝鮮が弾道ミサイル3発 1発は韓国公海上に落下=鬱陵島で空襲警報
ミサイルが韓国・鬱陵島方向への発射だったため、同島などでは空襲警報のサイレンが自動的に鳴った。
北朝鮮が発射した弾道ミサイル3発のうち2発は別の方向に向かったようだ。
韓国軍は「北の挑発行為を決して見過ごすことはできず、監視と警戒を強化して韓米間で緊密に連携し、厳正かつ断固とした対応を取る」と説明した。
韓国と米国の両軍は10月31日から最新鋭ステルス戦闘機F35AやF35Bなど軍用機約240機が参加する大規模な合同航空訓練「ビジラント・ストーム」を実施しており、北朝鮮はこれを口実に挑発を行った可能性がある。
北朝鮮はロシア製短距離弾道ミサイル「イスカンデル」の北朝鮮版「KN23」と推定される先月14日未明の発射以降、中国共産党の党大会が開催された16〜22日前後にはミサイルを発射せず、28日に短距離弾道ミサイル2発を発射した。
今年に入り、北朝鮮が弾道ミサイルを発射するのは26回目。巡航ミサイルは3回発射した。5月の尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権発足後のミサイル発射は15回目となる。