米戦略爆撃機B1B 期間延長の韓米訓練に参加へ=北に「強い警告」
米軍は先月中旬、グアムのアンダーセン空軍基地に4機のB1Bを配備している。
B1Bは北朝鮮が6回目の核実験とICBM発射を強行した後の2017年12月にも韓米の大規模空軍合同訓練に参加した。今回の展開は、韓米が最近の北朝鮮の挑発を当時と同様に厳しく受け止めていることを示すものだ。
7回目の核実験の準備を終えた北朝鮮は今月2日に南北分断後初めて、海上の南北軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)の南側に弾道ミサイルを発射し、3日にはICBMを発射。4日には多数の軍用機を飛行させた航跡が韓国軍などによって捉えられている。
B1Bは最近、マッハ1.25(音速の1.25倍)で飛行。戦略爆撃の中では最も重い約60トンの武器を搭載できるとされる。
実施中のビジラント・ストームには韓国空軍の最新鋭ステルス戦闘機F35AやF15K、KF16、空中給油機KC330など約140機と、米軍のF35Bや電子戦機EA18、高高度偵察機U2、空中給油機KC135など約100機の計約240機が参加している。米海兵隊の最新鋭ステルス戦闘機F35Bも初めて韓国に展開され、訓練に参加した。